2019年10月8日

特殊な形状の曲げについて

今回の記事ではいままで紹介してきた曲げ加工とは違う異形状の曲げ加工についてご紹介させていただきます。

今回紹介させていただく異形状の曲げ加工は、これまでの記事でご紹介させていただいた
ベンダーを用いた機械的な曲げ加工では作り出せない、治具を使った手作業による曲げとなります。

このような複雑な形状のブスバーの場合、ワイヤー加工で作成するのが一般的かと思われますが、今回は歩留まりを考え曲げ加工により作成いたしました。

作成したのは以下の画像のようなブスバーです。

異形状のブスバー

上図のブスバーの難しい点としては、

  1. 曲げの角度が狭い
  2. 先に曲げた箇所が、ベンダーの標準的な金型だと干渉してしまう
  3. 曲げ同士の距離が近い

の3点があり、工夫なしではベンダーで加工ができませんでした。

成光工業の解決策

そこで今回は治具を作成し手作業での曲げを行うことで難しい形状曲げをクリアいたしました!
その様子をブログ掲載用に作ったテストの曲げ冶具を用いて解説させていただきます。

まずは1つ目のポイント
曲げの角度が狭い箇所は深くまで突けるような治具を作りクリア!

曲げの角度が狭い箇所を曲げられるようにするための治具を使った特殊曲げ

続いて2つ目のポイント
先に曲げた箇所が金型と干渉してしまう問題は、曲げ箇所に逃げがある治具を作ることでクリア!

曲げた箇所が金型と干渉してしまう問題を解決するための治具を使った特殊曲げ

最後に3つ目のポイント
曲げ同士の間隔が狭い箇所は一度にプレスできるような治具を作りクリア!

曲げ同士の間隔が狭い箇所を解決するための治具を使った特殊曲げ

まとめ

このように一見するとワイヤー加工で切り出さないと作れないかなあと思うような複雑な形状も、長年のノウハウを持つ弊社にお任せいただければ、歩留まりの悪いワイヤー加工に頼らずに作成することができます。

異形状のブスバー製作でお困りの方、是非一度こちらのお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。