2019年3月4日 (2019年3月11日更新)

T字型・L字型などを得意とする「ロウ付け」とは?

ブスバー(銅バー)の製作において、お客様よりL字型、T字型等の曲げを含むブスバー(銅バー)の製造のご依頼をよく頂きます。

その際に、「ロウ付けでの製造も可能となりますが、いかがでしょうか?」とのご提案をさせて頂くことがございます。

ブスバーについてかなり知識が持っていらっしゃる方ですと、「ロウ付けもできるんですか!そちらでお願いします!」とおっしゃっていただけますが、大半のお客様はロウ付けがどんな製造方法か、ご存知ではないことと思います。

今回は、ロウ付けを得意とする成光工業がT字・L字型のブスバー(銅バー)製品をご依頼のお客様に、是非ご提案させて頂きたいロウ付け加工の特徴や、メリット・デメリットについてまるっとお伝えします。

ロウ付けとはどのような製造方法?

ロウ付けとは、ロウ材(母体よりも融点の低い合金)を接着材として使用し金属を接合させる方法です。
母体を熱し金属同士を合金化させるため、小さい製品・精密部品にも接合することが可能です。

しかし、接合する物質や大きさ・厚さによって、温度・フラックスの状態・接合するタイミングなどを、その製品に応じて変える必要があります。

そのため、ロウ付けは専門的な知識と経験を必要とする製造方法とされています。

ロウ付けが適している製品とは?

ロウ付け加工を選択するのは、お客様からの要望により製作する場合と、T字型・L字型・異なる形状が組み合わさった形のものなどのベンダー等の曲げ加工では製作することができない形状の製品の場合です。

また、ご注文数量が少なく、厚物ではない製品がロウ付けに適しています。

T字型 L字型

ロウ付けのメリット・デメリット

コストダウンのご提案ができる

ワイヤー加工やレーザー加工の場合、プレートから切り抜くため、ロウ付よりも多くの材料が必要となります。
材料を接合するロウ付けは、歩留まりが出ないため、材料の価格を抑えることが可能となります。

柔軟な設計に対応できる

板とパイプがくっついたような形状や、エッジワイズ曲げ加工を行ったものにバー材がくっついた形状など、異なる形状のもの同士をくっつけることができ、ロウ付け以外の加工では実現が難しい、幅広い形状に対応できます。

デメリット

量産には適していない

専門の知識を持った職人が1点1点手作業で加工を行うため、数が多い量産品には不向きな加工方法です。

まとめ

今回は、ロウ付けのメリット・デメリットについてご紹介しました。
コストが抑えられ、柔軟な設計にも対応出来るロウ付けは、お客様がお求めの形状に最適かもしれません。

まずは、無料お見積りからお気軽にお問い合わせ下さい!
また、ご不明な点等もございましたら、お気軽にお問い合わせください!

また、「ロウ付け加工に専門知識と経験が必要とされる理由」についても合わせてご覧いただければ幸いです。