2019年3月11日 (2019年3月19日更新)

ロウ付け加工に専門知識と経験が必要とされる理由

前回の記事「T字型・L字型などを得意とする「ロウ付け」とは?」ではロウ付け加工のメリットとデメリットを中心にご説明いたしました。
今回は成光工業が有する、ロウ付け加工に関する専門知識と経験についてご説明させていただきます。

L字型

ロウ付け加工の際に、知識と経験が必要となる主なポイントは2点です。

  • 温度
  • 接合タイミング

温度

材料・板厚によって、最適な温度に調整する必要があります。

温度が低いと材料同士が接合できません。
一方、温度が高すぎると、母材に塗布したフラックスが炭化してしまい、接合部分の強度が弱くなり、最悪の場合ロウ付け加工を行うことができなくなってしまいます。

そのため、母材やフラックスの状態を見ながら、温度を微調整することになりますが、
この調整ができるようになるためには知識と経験が必要となります。

接合タイミング

フラックスと材料の状態を見て、銀ロウをつけるタイミングを決定します。
タイミングを間違えると、表面では接合できていても、中の方は接合することが出来なくなります。

温度と同じく、タイミングを見極められるようになるには知識と経験を多く必要とします。

ロウ付けで使用する工具

ロウ付けは主にトーチとロウ材(接着剤の役割を担う合金)、フラックスと呼ばれる母材表面の酸化膜や汚れを除去するための融剤を使用します。

トーチは非常に高温の炎を生成して加熱するための道具です。
トーチからはアセチレンと酸素を出し、この割合を操作して温度を調整します。

ロウ付けの強度とロウ付け加工後の工程

銀ロウは強度が高く、接合面の小さい精密部品にも使用することができます。
ロウ付けの加工後はブラインダーなどで綺麗に整えて、必要であればメッキを行って完成となります。

ロウ付け加工なら成光工業

成光工業には、以上の知識と経験を持った技術者が在籍しております!
特殊な形状のブスバーをお求めのお客様は是非お気軽にご相談ください!