2019年8月30日
ISOの取り組み
成光工業では、高い品質を安定して供給し、お客様の多種多様なニーズにお応えするために品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO 9001」と、環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO 14001」の2種類を取得しています。
また、ISO取得を通して、社員ひとりひとりが品質・環境について考え、様々な取り組みを行っております。
ISO 9001とは?
顧客重視の考え方やリーダーシップ、継続的改善等の7つの品質マネジメント原則を基礎とし、要求事項がまとめられています。
この要求事項に従うように品質マネジメントシステムを導入することにより、「一貫した製品・サービスの提供」、「顧客満足度の向上」といった効果が得られます。
ISO14001とは?
「持続可能な開発」を実現に向けた環境マネジメントシステムを中心として、環境監査、環境パフォーマンス評価など、環境マネジメントを支援する様々な手法に関する規格から構成されています。
成光工業では地球環境の保全が人類共通の最重要課題であるとの認識のもと、 事業活動を通じて美しい自然を守り、貴重な資源を大切にする活動を実践してまいります。
成光工業の取り組み
成光工業における取り組みの一部をご紹介いたします。
生産能力の向上
教育計画を作成し、作業員の技術水準の向上を図っております。
教育以外にも、
- 工具類の整備・管理
- 特殊治具、検査治具の充実化
- 作業工程の標準化
- 手順書を整備し、安定して高品質の製品をお届けできるようにする
等を通して、さらなる生産能力の向上を目指しています。
不適合品の削減
不適合発生時のフロー図を用意し、漏れなく徹底して不適合品の原因究明を行い、改善処置を実施して結果を確認します。
なお、製番管理を徹底し、トレーサビリティを強化することで、不適合が発生した場合の原因の特定を迅速に行うことができます。
改善が確認できたら、手順書を更新し再発を防止します。
また、前年度と不適合の傾向を比較し、対策を検討、実施するようにしています。
不適合品を減らすことによって、資源の無駄遣いを防ぐことができるため、環境面でも非常に重要な取り組みとなります。
環境の改善
5Sと呼ばれる職場環境の維持・改善のために徹底されるべき5つの事項を遵守し、作業環境の改善(設備配置の最適化、安全性の確保)はもちろん、近隣の地域の環境整備も実施しています。
- 整理
- 要るものと要らないものを区別して、要らないものは捨てる
- 整頓
- 整頓は、要るものをきちんと使いやすい場所に置く
- 清掃
- 身の回りや道具をきれいに保ち、いつでも使えるようにしておく
- 清潔
- 整理・整頓・清掃の3Sを維持し、環境を清潔に保つ
- 躾
- 決められたルールや手順を守る習慣をつける
環境整備の実施記録や是正処置報告書などを監視し、成果を追跡しています。
まとめ
今回は成光工業におけるISOの取り組みをお伝えいたしました。
これからも成光工業は安心・安全・高品質なサービスをお客様にお届けする所存です。
お見積りやご不明点等、お気軽にお問い合わせください!