2022年12月28日
金型の長期保管の問題は解決できる!?【金型保管自動ラックの導入事例】
こんにちは!本日は製造部がブログを担当させていただきます!
当社はプレス加工において、設計・試作の段階から量産に至るまで、
当社で一貫して生産を行っており、金型を内製化しています。
金型の長期保管の問題点
金型は保管や管理については、
多くの製造現場では、空きスペース床に金型同士を段積みしたり、
固定棚を設置して保管スペースを確保しています。
しかし金型が増えてくると色々な問題が発生していきます。
- 増え続ける金型。保管スペースが足りない。
- 段取り替えは必要な金型を探すところから始まり、見つかっても取り出すまで時間がかかる。
- 荷繰り作業は挟まれ事故のリスクもあります。
当社で導入している、金型自動保管ラック
弊社では金型保管自動ラックを導入しています。
金型保管自動ラックを毎日使用していて感じたメリットがあります。
1. 金型の保管により品質が向上
金型の保管方法が、積み上げや屋外保管の場合には金型に傷やさびが発生することはありますが、金型自動保管ラックの場合にはそうした心配はありません。
2. 金型の保管スペースを削減
金型保管自動ラックに金型が保管されるため天井までの空間をフル
活用でき、金型の保管スペースを削減できるので、空いたスペースを有効活用できます。
3. 金型を探す手間がなり、作業効率UP!
金型保管自動ラックは必要な金型をパネルに入力し、自動的に保管棚から出庫でき、
金型を捜し歩くロスを削減。
このように金型保管自動ラックを導入したことにより金型の整理整頓、
作業効率の向上など多大なメリットがありました。
もちろんメリットだけではなく導入する際のコストやメンテナンスなど
デメリットもありますがそれを上回る成果があったと感じています。
今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。
次回の更新を少しでも楽しみにして頂ければ幸いです。