2023年3月8日

確認する事の大切さをもう一度

みなさんこんにちは。

今回は、検査部門からテーマにある通り「確認」についてお話したいと思います。

成光工業の検査部門の主な業務とは?

お客様に納品する最終的な製品を検査、計量、梱包し、出荷作業までを担っています。

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主に以下の流れで業務を行っております。

1.受入検査

大半の製品は、社内プレス加工後、協力会社でメッキ加工を行います。
そのため、受入の際にメッキの外観、仕様、納品数量等を確認します。

万が一、不適合の項目があればその場で依頼先に確認し、
場合によっては返却、是正を行ってもらうこともあります。

2.最終検査

製品の寸法測定、雌ネジタップ部の検査等を行い、検査成績書を作成しています。
寸法測定は、ノギス、測定顕微鏡、画像測定器等を使用しています。

またメッキの膜厚データのみならず、材料についても検査証明書(ミルシート)を取得し、
これらも合わせて確認を行っています。

3.外観検査

メッキ加工による製品同士のカラミ、また変形等がないかを、
主に目視で検査を行っています。
不具合の状態によっては、より詳細な検査、選別を行う場合もあります。

4. 計量・梱包

製品ごとに単位重量を出し、形状、注文ロット数に合わせ決められた数量を袋に入れ梱包をします。
その際、表示シールを袋、箱に貼っています。

5.出荷検査

最後に、数量、表示、製品の送り先が合っているか。
必要な書類等が揃っているかを確認をして出荷します。

今回のテーマについて

そもそも私が今回確認についてお話ししたかった理由があります。

私は今、自分の行った作業や検査、作った書類についてもう一度確認する事を心がけています。
ですが昔の私は違いました。確認する事を怠っていたのです。

ミスも多く、確認する先輩からよく叱られていました。
もっと確認をしていたらそんなことはなかったと思うのです。

ミスというのは、人は誰しもがすると事だと思います。
しかしそれを最小限に抑える一番大事なことが、
一度立ち止まって確認する事だと私は思います。

皆さんは、確認はしなくてもいい事だと思いますか?

確認を怠った事で大きな損失が生まれたり、
内容によっては怪我に繋がったりする事も・・・。
そうした事が起きないように、何に対しても確認は重要だと考えます。

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検査部門では、すべてにおいて確認は必要な作業の一環です。

最後に製品を確認して出荷をしている場所です。
間違いがないように、作業者本人だけでなく別の人もチェックを行い、
ミスがそのままにならないように気を付けています。

今回、検査部門から「確認」についてお話しましたが、
確認と言っても仕事だけではなく、日常的にする場面があると思います。

他の事に対しても大切な事だと改めて知ってもらいたいと思い、書きました。

決められたルールを守ることができているか。

自分の行ったことに対し、思い込みやうっかりで間違えた部分がないか。
一度立ち止まって確認をしながら、仕事を継続して行う事が重要だと考えています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。