2022年11月23日

【金属加工製造業】社内サーバーからクラウドサーバーへの乗り換え - クラウドサーバ ーの移⾏・運⽤編

こんにちは!成光⼯業IT事業部のH.Sです!

「社内サーバーからクラウドサーバーへの乗り換え - クラウドサーバーのメリット整理編」
でご紹介したように、弊社では様々なファイルの保管場所を、社内に設置しているサーバー(以下、旧サーバー)からクラウドサーバーへ移⾏しました。

今回は移⾏に際して、気をつけたポイントや苦労した点をご紹介いたします。

旧サーバーに紐付いている機器を調査

弊社の場合、設計ツールなどの保存先が旧サーバーに設定されているものが多数ありました。

また、中にはコピー機のようにPC以外の機器も旧サーバーに紐付いているものがあり、旧サーバーから完全に移⾏するためには、これらの設定をすべて変更する必要があります。

そこで、誰がどのようなツールで作業を⾏い、どこに保存しているかを、
社員にヒアリングを⾏いながら徹底的に洗い出しました。

旧サーバーはファイルの保存ルール等も特に無く、紐付いている機器の特定には時間がかかりましたが、地道に聞き取りを⾏うことで、なんとか調査を終えることができました。

ファイルの整理

クラウドサーバーに旧サーバーのファイルを移す前に、クラウドサーバー移⾏後のファイル名や保存場所などのルールをしっかりと決めることにしました。

ファイルを探しやすい構造を維持できるようなルールを定めることで、業務効率の改善が期待できます。

また、クラウドサーバーは容量の⼤きさに対してコストがかかるため、重複しているファイルやそもそも保存しておく必要のないファイルは、クラウドサーバーにファイルを移⾏する前に削除するなど、
ファイルの整理も⾏いながら慎重に移⾏を⾏いました。

ここでも密な聞き取りが重要で、あれこれ相談しながら移⾏を進めることに気をつけました。

⼿順書の整備

旧サーバーは、単純な操作で扱うことができましたが、クラウドサーバーは⾼機能である反⾯、どうしても操作が複雑な部分もあります。

ネット上にもマニュアル等はあるのですが、量が膨⼤でITリテラシーが相当⾼くないと理解することができない内容でした。

そこで、弊社社員⽬線で⼿順書を⽤意し、少しでも学習コストを下げられるように⼯夫しました。

⽇々のミーティングを通してわからないことを随時追加するなど、リアルタイムに内容を更新していっています。

また、調べていくと、⾃分が知らなかった操作⽅法や機能を発⾒することができる場合もあり、より効率の良い使⽤⽅法がわかったときは楽しいです!

まとめ

成光⼯業IT事業部の特⾊としては、向上⼼があり、様々な情報にアンテナを張っているメンバーが多いです!

そんなメンバーが担当している業務は多岐にわたっていますので、今後もそれぞれの業務や考え⽅を発信していきます!